【企画広告】豊島区で男性遺体 現場にはまたトランプ これは嘘ニュースです
事件に使われたものと同型のジャックのカード
遺体となって発見されたのは杉並区に住む益田勉さん(21)。通報した女性によると、早朝犬の散歩に出かけたところ、公園で倒れている男性を発見。近づいたところ、喉元から大量に出血していたため、豊島署に通報した。まもなく署員が駆けつけたが、その場で男性の死亡が確認された。
その後の現場検証で、益田さんの遺体付近から、血で「R」の文字が記されたトランプの「J」のカードが見つかったことから、半年前から続いている同様の連続殺人事件との関連を調べる方針。仮に事件の連続性が確認された場合、一連の「ジャック」事件による犠牲者はこれで5人目になる。
「ジャック」事件では、時効を迎えた殺人犯や覚醒剤の売人など、社会的に「悪人」とされる人物ばかりが殺されており、インターネットなどでは「因果応報」との声もある。このような見方に対し、警視庁の池口建彦警視総監は「確かに社会的に容認され得ない人物がジャックの標的になっているようだが、法治国家として私刑は断固許されない」として、犯人逮捕に全力を尽くすとともに、市民にも警戒を呼びかけている。
警視庁では、現在周辺住民への聞き込みのほか、犯人の唯一の遺留品であるトランプの購入ルートなどから解決の糸口を探っていきたいとしている。
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本作は「第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞したミステリ小説です。末期がんに冒された主人公の外科医、岬雄貴、そして雄貴と出会った謎の少女、沙耶。殺人現場にジャックのカードを残す殺人鬼の正体、そしてその目的とは一体何か。
それぞれの人物の視点から多面的に描かれるそれぞれの出来事が連関、収斂していき、最後に1つの結末を迎えます。600ページの大著にもかかわらず、最後まで読者をひきつけるエンターテインメント性の高い作品だと思いました。
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