ゴルフもコンピューターに惨敗 スポーツでは初 これは嘘ニュースです
勝利に微笑むゴルフロボット「ブラックアダー」
英日曜紙「サンデー・ガーディアン」が3日付で伝えた。英オックスブリッジ大学工学部が開発したゴルフロボット「ブラックアダー」は、地球全体の環境変動を予測するスーパーコンピューター(スパコン)を搭載。このスパコンは本来地球を20キロ四方ごとに区画割りし、気流を計算するために用いられるが、この割付けをゴルフコースだけに集中して適用させることで、5ミリ四方ごとにコースを区切り、天候、風向き、気温を精密に予測できるようにした。研究グループによると「コース内にいる蝶の羽ばたきによるわずかな風の変動も感知できる」能力を持つという。
ブラックアダーは、このスパコンから送られた情報を元に数ミリ単位でスイングの角度、ボールの打撃位置や強さも自動で調整し、1回のスイングで最大600ヤードまでボールを飛ばすことができる。
注目の1番ホール、スパコンからのデータを受けたブラックアダーは勢いよくスイングすると、いきなりホールインワン。それに対しケンジントンはバーディー。ブラックアダーが続く2番ホールから8番ホールまで連続ホールインワンを達成すると、ケンジントンは「これ以上続けても意味が無い。600年にわたるゴルフの歴史は今日終わりを迎えた」と、試合放棄。ブラックアダーの勝利が確定した。
同大工学部のジョン・スミス教授は取材に対し「ゴルフというスポーツは、単にニュートン力学の基本問題でしかなく、今回のように演算を精密化させれば直径10センチの穴に一発でボールを入れることなどたやすい。ゴルフの研究はもう飽きたので、今後は千羽鶴を折れる機械を作って、苦難にある日本人に笑顔を届けたい」と話す。