東京五輪、相対的に涼しく 世界中で温室ガス散布実験 これは嘘ニュースです
ロンドン上空で温室効果ガスを散布するドローン編隊
リオデジャネイロやロンドンなど、過去の夏季五輪開催地を含む世界の主要300都市上空で、二酸化炭素やメタン、代替フロンなど温室効果ガス約400キロをドローンを使って空中散布した。
大会期間中、東京以外の都市に温室効果ガスを散布することで、各地の気温を上昇させ、相対的に東京周辺を涼しく感じさせるのが目的。仮に東京の気温が40度近くに達しても、世界の各都市がそれを上回って暑くなっていれば、相対的に競技会場周辺の方がアスリートにとって最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候になるという考えだ。
散布した後、気温を測定したが、ガスの量が少なかったためか、この日は全ての都市で顕著な気温上昇は確認できなかった。担当者は「空気全体を温めるものではなく、蒸暑感を与えるものだと考えている」と話す。
今後は散布するガスの量を増やすだけでなく、各国の森林に火を放つなどして、大会本番に向けて「相対的に涼しい東京」の実現を目指す。