Kyoko Shimbun 2019.09.14 News

東京五輪、相対的に涼しく 世界中で温室ガス散布実験 これは嘘ニュースです

ロンドン上空で温室効果ガスを散布するドローン編隊
 東京以外を温めろ――。開催期間中の酷暑が懸念される東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として13日、競技会場となる東京周辺を除く世界の主要都市上空に温室効果ガスを散布して人工的に気温を上げる実験が行われた。

 リオデジャネイロやロンドンなど、過去の夏季五輪開催地を含む世界の主要300都市上空で、二酸化炭素やメタン、代替フロンなど温室効果ガス約400キロをドローンを使って空中散布した。

 大会期間中、東京以外の都市に温室効果ガスを散布することで、各地の気温を上昇させ、相対的に東京周辺を涼しく感じさせるのが目的。仮に東京の気温が40度近くに達しても、世界の各都市がそれを上回って暑くなっていれば、相対的に競技会場周辺の方がアスリートにとって最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候になるという考えだ。

 散布した後、気温を測定したが、ガスの量が少なかったためか、この日は全ての都市で顕著な気温上昇は確認できなかった。担当者は「空気全体を温めるものではなく、蒸暑感を与えるものだと考えている」と話す。

 今後は散布するガスの量を増やすだけでなく、各国の森林に火を放つなどして、大会本番に向けて「相対的に涼しい東京」の実現を目指す。

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