うな丼対決「夏の陣」 各社出そろう これは嘘ニュースです
松田家のウナ丼
牛丼業界第1位の吉野家は5月末から「うな丼定食」をはじめた。味噌汁と漬物付きで550円。うな丼をはじめて3年目だが、期間限定の人気メニューとして定着している。一方、すき家は昨年人気を得た「うな牛丼」を今年も販売。価格は720円と他のメニューと比べて少し高いが、うなぎの検査を繰り返し食の安全性を主張する。
このような牛丼業界トップグループの競争に対して「変化球」で挑む会社もある。業界第11位の松田家は、虫刺され薬「ウナ」とコラボした「ウナ丼」の提供を4日からはじめる。米を炊く際、水と一緒に大量のウナを混ぜ、全体を青く着色した新機軸のご飯が特徴で、見た目の涼しさをアピールする。
また同時にデザートとしてソフトクリームのようにコーンにたっぷりのムヒを盛った「ムヒソフト」も販売(280円)。口の中にすっと広がるムヒ独特の風味が食欲と目の粘膜を刺激する。広報担当者は「猛暑の中、一服の清涼感を提供したい」と語り、これから本格的に蚊が飛び交う季節になるのに合わせた虫刺され需要も期待する。