「3の倍数でアホ」 ギネス記録に これは嘘ニュースです
「3の倍数と3の数字がつくときだけアホになる」の世界記録を樹立する大会が大阪市のなみはやドームで行なわれた。これはギネス・ワールドレコード公認の大会で、世界13カ国から4736人が挑戦。優勝したのは愛知県の男性(28)で、記録は「399999」だった。「3の倍数と3の数字のつくときだけアホになる」は、お笑い芸人「世界のナベアツ」さんが発案したギャグで、そのシンプルで分かりやすい芸は、子供から大人まで広く人気を集めている。世界のナベアツさんは1から数えて40で終わるが、その限界に挑戦しようと考える人が続出、吉本興業が主催で大会を行なうことが決まった。
大会では、ビデオカメラが設置されたブースの前で、「1、2、3・・・」とカウントしていく。挑戦は1回だけで、失敗するまで行なう。全員の挑戦が終わった結果、ギネス社の審判員が査定、その結果、愛知県の男性が出した「399999」が最高記録とされ、ギネス認定を受けた。
だが、男性は399999以降、400000台に入ってからもアホのままカウントし続けたため、ドクターストップを受け救急車で運ばれた。男性は救急車に運ばれる間も、アホのまま数字を数え続けていたという。
「3の倍数と3の数字がつくときだけアホになる」に詳しい坂本義太夫さんは「30、300、3000、30000・・・と続く3のつく数字をカウントする場合、だんだんアホである時間が長くなっていく。今回の男性も300000に入ってから、えんえんと10万回におよんでアホを続けていったため、最終的に本当のアホになってしまったのだろう。一種の精神崩壊であるとも言える。次回以降、記録を伸ばすためには強靭な精神力を持たなければ、今回と同じケースに陥る可能性は高い」と語った。