「もったいない」を世界に 残飯でオブジェ製作 これは嘘ニュースです
完成した残飯の塔
給食の残飯オブジェを作ったのは、京都市・錦小路小学校の2年生93人。毎日大量に残される給食の残飯を見た生徒の一人が、「このまま捨てるのはもったいない」と、残飯を使ったオブジェ作りを提案。地元の前衛芸術家・高崎治さん(44)を招き、2日がかりで残飯を塔のように積み上げ、オブジェを完成させた。
高崎さんによると「日本とソマリアの架け橋をイメージした」この残飯の塔は、給食の残飯3日分を使用。腐敗臭のただようなか、生徒たちは一生懸命に残飯を積み上げた。最後に防腐処理用のスプレーをかけて完成させたこの残飯の塔は、「日本の『もったいない』を知ってほしい」という校長の提案でアフリカの最貧国ソマリアの小学校に寄贈されることになった。
残飯の塔作りに参加した松岡登君(8)は「オブジェ作りは楽しかった。ソマリアの小学生にもこの気持ちが伝わればいいな」と話した。