「バレンタインに巻き寿司を」 業界団体が呼びかけ これは嘘ニュースです
全国の巻き寿司関係の事業者で作る団体「巻き寿司事業者連合会」は今月14日のバレンタインデーを前に、バレンタインデーに巻き寿司を食べようと、全国の街頭で太巻き寿司の宣伝活動を始めた。節分の恵方巻きで売れ残った太巻きの処理を依頼されていた連合会は、全国の女性がチョコレートを買い求める14日のバレンタインデーに注目。「バレンタインデーに太巻き寿司を送ると恋愛が成就する」という伝説をチョコレート業界の宣伝手法に習って作り上げることにし、太巻き寿司をむさぼり食う聖バレンタイン像の製作も始めた。
「それでは単なるでっち上げではないのか」という記者の質問に対し、連合会側は「それならチョコレートだって同じこと。むしろ太巻きの方がチョコレートより栄養バランスが行き届いており、男性に喜ばれると確信している」と語った。
また、売られている太巻きの大半が賞味期限が過ぎていることについて指摘されると、「賞味期限があるとかないとかいう問題ではない。重要なのは贈る女性の気持ちだ。」と語り、記者の質問に対し嫌悪感をあらわにして見せた。
連合会では、今後バレンタイン巻き寿司をいっそう普及させるとともに、来月14日のホワイトデーは男性が女性に太巻き寿司を贈り返すイベントを宣伝していく予定。