【企画広告】新元号「総免」が最有力 関係者が明らかに これは嘘ニュースです
寛容の願い「総て免す」が込められている
新元号の選定にあたる有識者や省庁関係者らが明らかにした。「総免」は中国の古典『易経』「文言伝」の「聖人養賢、総於免是(聖人、賢を養いて、総てにおいて是を免ず)」に由来する。価値観が多様化する現代において、それぞれの価値の衝突を乗り越えた、寛容の願い「総(すべ)て免(ゆる)す」が込められているという。
だが、総免はアルファベットで表記した際、昭和と同じ「S」から始まる。政府は新元号の公表日を改元1カ月前と想定しているが、総免に決まった場合、各省庁や自治体、民間の情報システムを新元号に対応させるプログラムに、昭和と総免を分岐させる工程を上乗せしなければならない。
製麺業界向けSNS「ヌメッター」を開発する(株)デジタル製麺に勤めるシステムエンジニア(SE)の伊勢さん(35)は「総免は免せないの一言に尽きる」と憤りを隠せない。納期次第では追い詰められたSEによる「総免元年SE暴動」が現実味を帯びつつある。
総免に抗議するデジタル製麺株式会社のSEら
さらに大きな反発が予想されるのは製麺業界だ。うどん業界やラーメン業界関係者からは「そうめん優遇は許されない」という批判の声が早くもあがっている。中国の古典には「宇呑(うどん)」「羅免(らめん)」などの語句を含んだ一節もあるため、「なぜそうめんだけが」という両業界の不満を払拭するのは難しそうだ。
内定の影響は情報開発業界や製麺業界だけでなく、カレンダー業界など関係各方面にも拡大するとみられ、事態はさらに複雑に絡み合う可能性が高い。新元号が正式に発表される19年4月に向けて、業界間のぬめりを洗い流すためのすり合わせや、事態のもつれを打開するほぐし水が早急に求められそうだ。
世界最大の製麺業界向けSNS「ヌメッター」を運営するデジタル製麺株式会社に勤めるシステムエンジニアの奮闘を描いた、村田川啓先生のウェブコミック「ドンジニア」を掲載するcomico様から、本紙読者のみなさまにプレゼントをご提供いただきました。応募者の中から抽選で1名様に差し上げます。
個人情報流出、システム障害、廃課金、メンタルヘルス……デジタル製麺株式会社のSEたちが日々直面するトラブルとの戦いを描いた本作。果たして彼らに安息の日は訪れるのか。吹きこぼれるうどん。暴走する製麺ロボ――。毎週金曜日に更新されるSEの戦いにご期待ください。
今回はこの「ドンジニア」第6話「機動戦士ポンコツ」に登場する、デジタル製麺謹製ハイテク製麺ロボの3Dフィギュアを1名様にプレゼントいたします。高解像度カメラ、多自由度アーム、AIチップ搭載などスペックの高さと反比例してポンコツなハイテク製麺ロボを忠実に再現した貴重な一品です。
なぜこの会社で働けているのか分からないレベルのパーフェクト無能SE・山田をはじめとする濃いキャラクター、いわゆる「SEあるある」にとどまらない破天荒なストーリー展開、また海外アニメ調な画風も本作を独特なものにしています。漫画の好みには少しうるさい社主ですが、これは本当に面白かったのでぜひ読んでみてほしいです。
さて、ハイテク製麺ロボ3Dフィギュアの応募方法です。
(1)お持ちのツイッターアカウントでcomico公式アカウント(@comico_jp)をフォロー
(2)投稿本文中にハッシュタグ「#ドンジニア」と作品URL「http://bit.ly/dongineer」を入れて、ドンジニアを読んだご感想をツイートしてください(ハッシュタグとURLの両方を含めないと応募は有効になりません。ご注意ください)。
投稿例
(3)これで応募は完了です。
上記手順で情報提供してくださった方の中から抽選で1名の方にハイテク製麺ロボ3Dフィギュアを本当に差し上げます。
当選者には後日、公式アカウントからツイッターのダイレクトメッセージを通じて当選のご連絡が届きますので、その際の指示に従い、プレゼントをお受け取りください。また、本紙にて当選者の発表はございませんので、あらかじめご了承ください。
(プレゼントは当たりませんが、締め切り後の感想ツイートも歓迎です!)
たくさんの感想ツイートをお待ちしております。デジタル製麺で日々戦うSE達の雄姿をぜひその目に焼き付けてください。