Kyoko Shimbun 2017.10.12 News

国産ヘーホンホヘホ100% 「ヘーホンホヘホパイ」発表 これは嘘ニュースです

北海道産ヘーホンホヘホを使用したヘーホンホヘホパイ
 ファーストフード中堅のドスドスバーガーは11日、新商品発表会を開き、「ヘーホンホヘホパイ」ほか新メニュー3品を発表した。ヘーホンホヘホパイは日本で初めて国産ヘーホンホヘホ100%を実現した。発売は10月下旬を予定する。

 ヘーホンホヘホパイは、具材に北海道産のヘーホンホヘホを使ったパイ。国産ヘーホンホヘホを100%使ったヘーホンホヘホパイは日本で初めてだという。

 ドスドスバーガーによると、ヘーホンホヘホはオーストラリアやノルウェーが主な原産国。日本のヘーホンホヘホは海外産に比べて苦みが強いことから、これまで殺虫剤の原料としての需要しかなかったが、同社が独自に開発した製法で国産ヘーホンホヘホでも独特の風味を残しつつ、苦みを取り除くことに成功した。

 記者からマクドナルドが現在販売中の「ヘーホンホヘホハイ」との違いを問われると、「『ヘーホンホヘホハイ』は広告代理店がネット受けを狙って付けたあざといネーミングで、中身は普通のベーコンポテトパイ。本物のヘーホンホヘホを100%使ったパイは弊社だけ」と挑発してみせた。また「ヘーホンホヘホとは何か」という質問に対しては無言で回答し、直接的な言及を避けた。

 会見後にはヘーホンホヘホパイの試食会が開かれ、試食した人たちからは「これなら広告代理店に踊らされている方がまだましだ」との意見が多く聞かれた。

 新メニューとして、熊本産ヒヒンを使った「ヒヒンナゲット」、玄界灘で獲れた天然ヒヘホを使った「ヒヘホフィッシュ」も同時発売。いずれも原料が動物なのか植物なのかすら不明だが、同社の説明は「国産だから安心です」の一点張りだった。

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 ハンバーガーやフライドチキン、いまや全世界を席巻するファストフードの背後には、巨大化した食品メーカーや農畜産業の利益優先の不合理がはびこっている。化学薬品、香料まみれのハンバーガーの味を刷り込まれる子どもたち、専属契約で廃業に追い込まれる農地や牧場、そして労働者の搾取。ファストフード産業は地球環境と人々の健康を害し、自営農民や労働者、そして文化の多様性を破壊している。わずか半世紀で荒廃したアメリカ人の食と農業構造を緻密な取材と圧倒的筆力で描いた衝撃の書。最新状況をふまえた追記も掲載。

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