電気自動車用モバイルバッテリー、来春発売 これは嘘ニュースです
電気自動車(EV)用モバイルバッテリー「Eキューブ」
英仏政府が2040年までにディーゼル車やガソリン車の新車販売を禁止する方針を発表するなど世界的にEVへの転換が加速しつつある。自動車メーカー各社もこぞってEV強化を打ち出しているが、EVはガソリン車に比べて航続距離が短く、また充電設備が整備されていないことも普及に向けた大きな壁になっている。
Eキューブは同社が得意とするスマートフォン用モバイルバッテリーの技術を応用した。充電したEキューブをEVの車内に入れておけば、バッテリーが切れた後、再充電できるので航続距離を大きく延ばすことができる。またEキューブの積み込みを前提にすることで、航続距離が短いEVでも長距離走行が可能になるため、今後技術力の低いベンチャー企業がEVに参入することも考えられる。
表面に継ぎ目がない一辺1メートルの肥満型モノリスデザインで、容量は80kWh。重さは約800キロと「モバイル」と言い切れるほど軽くはないが、女性や子どもでも持ち運びしやすいよう、本体底部に補助輪を4つ内蔵しており、運転スイッチを押せば、バッテリー内の電力を使って自走もできる。USB端子を2つ備えており、スマートフォンの充電も可能だ。価格は220万円と高額だが、早期購入者にはEキューブオリジナルデザインのステッカー2枚を同梱する。
Eキューブのバッテリーがなくなった場合に備えて、Eキューブ0.5回分を急速充電できる緊急用モバイルバッテリー「Eキューブミニ」、さらにEキューブミニのバッテリーがなくなった場合に備えて、Eキューブミニ0.5回分を急速充電できる超緊急用モバイルバッテリー「Eキューブナノ」もそれぞれオプションとして同日発売予定。