ワイヤレスロープウェーの実証実験に成功 千葉電波大 これは嘘ニュースです
浮かぶように山頂に向かうワイヤレスロープウェー
ワイヤレスロープウェーは千葉電波大学物理学部が開発した。超弦理論を応用した「ワイヤレスユニット」と呼ばれる装置を始点と終点にそれぞれ設置。ユニット間に張られた「見えないワイヤー」上をゴンドラが移動する仕組みだ。
実験では山幽山(房総町)のふもとと頂上にワイヤレスユニットをそれぞれ設置。電波強度が十分なアンテナマーク3本が立った状態であることを確認したあと、装置を起動させると地面に置かれたゴンドラ3台が次々と浮き上がり、まるでワイヤーがあるかのようにスムーズに山頂へと向かっていった。
ゴンドラは約10分かけて山頂に到着。住宅地上空を通過する際に一時電波が混線したため、「圏外」表示とともにゴンドラが約2秒間、数十センチほど落下する場面も見られたが、ワイヤーとの物理的摩擦がない無線ならではの滑らかな乗り心地はそんな不安を打ち消して余りある快適さだった。今後1年間かけて安全性を確認し、2030年度までの実用化を目指す。
無線化は現在普及が進む公衆無線LANサービスや無線給電だけでなく、今後日常のあらゆる分野で進むと目されている。これらに先駆け、県ではワイヤレスロープウェーの実証実験と並行して、ワイヤレスあやとりやワイヤレス綱引きの導入、給食でのツナサラダの廃止など教育分野で重点的に脱有線化を進めて行きたい考えだ。