Kyoko Shimbun 2016.06.08 News

「辛くて苦手」に新商品 「種なし柿の種」登場 これは嘘ニュースです

亀山製菓の新商品「種なし柿の種」
 亀山製菓は7日、米菓「柿の種」から柿の種を抜いた「種なし柿の種」を発売した。その独特の辛さから柿の種を敬遠気味だった女性や子どもにも親しんでもらいたいという。

 新潟県で生まれた米菓「柿の種」は、しょう油やトウガラシで味付けして焼いたせんべい菓子。その後ピーナッツを加えた「柿ピー」が広まり、今ではおつまみの定番として、日本だけでなく世界でも親しまれている。また最近ではマヨネーズ味やわさび味など変わり種も登場して人気を集めている。

 7日発売の「種なし柿の種」は、従来の柿ピーから柿の種を取り除き、ピーナッツだけにした新商品。以前から多く寄せられていた「柿の種が辛くて食べられないので何とかしてほしい」という要望が商品開発のきっかけになった。

 柿の種とピーナッツが混ざり合った状態で工場のコンベアを流れてくる柿ピーから、短時間で柿の種だけ取り除く作業は技術的に難しく、選り分けを専門に行う作業員の養成に時間を要したが、2年の歳月をかけて、ようやくピーナッツの100%選別を達成したという。

 商品開発部の可児部長は「これまで辛いという理由で柿の種を苦手にされていた女性やお子様にも召し上がっていただけければ」と話す。

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<BOOK>柿の種

 日常の中の不思議を研究した物理学者で随筆の名手としても知られる寺田寅彦の短文集。「なるべく心の忙しくない、ゆっくりした余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたい」という願いのこめられた、味わいの深い一七六篇。

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