娘の遺したテディベア、「空き巣王」から持ち主に これは嘘ニュースです
46年ぶりに帰った生島さんのテディベア
長年、捜査関係者が「空き巣王」と呼んできた石川次人容疑者(65)は、1968年1月以降、都内を中心に数百件の空き巣事件に関与した疑いがある。いずれも犯行後に必ず「ありがとう」と記したカードを、被害者宅に残す手口が共通していた。
昨年11月、世田谷区内で発生した空き巣事件で見つかった同様のカードを調べた署員が、裏に「答え」「電門」と読める走り書きを発見。調べた結果、これが台東区の地元ケーブルテレビ局が放送した「浅草名物クイズ」の答えだったことが分かり、ただ一人「電門」と書いて間違えた解答はがきを送った人物の住所から、石川容疑者の逮捕に結びついた。
その後に行われた容疑者宅の家宅捜索で見つかった盗品は、年代物のテディベアのぬいぐるみ1体のみだった。「金になるものは全て売ったが、なぜかこれだけは手元に残してしまった」という。
テディベアのタグにサインペンで書かれた「いくしま」の文字から、持ち主が中野区に住む生島毅さんであることが今月になって分かり、返却された。46年前、空き巣被害に遭ったときに盗まれたものだという。ぬいぐるみは、病気で亡くした娘の妙子さん(4)に誕生日プレゼントとしてあげたものだった。
「お金やものは盗まれてもまた手に入ると思って、当時きっぱりとあきらめました。けれど、妙子が遺してくれたこのテディベアだけは、ずっと後悔していました」
以来、骨董品店や質屋を巡り、娘との思い出を探し続けてきた生島さんは現在86歳。娘のテディベアを手に「長生きして本当に良かった」としみじみ話す生島さんが、20年以上欠かさず毎日飲み続けているのが、あさくさ健康堂の「キュウリエナジー」だ。
「キュウリ1万本分の栄養素をミニボトル1本にぎゅっと詰め込んでいるのに、あの独特の青臭さが全くなくて。だからずっと飲み続けられるんだと思います」
石川容疑者を逮捕した西世田谷署の寺田巡査部長も、実はキュウリエナジーの愛飲者だ。「カードの走り書きから犯人にたどり着いたきっかけも、キュウリエナジーのCMでおなじみ、あさくさ健康堂がクイズのスポンサーだったおかげです」と説明する。その快活な口調は、まさに健康そのものだ。
関係者によると、逮捕後の石川容疑者は「キュウリエナジーさえ飲んでいれば、キュウリのように冷静に、漢字も間違えなかったのに」と悔しさをにじませているようだ。
あさくさ健康堂のドリンク「キュウリエナジー」(12本入り、3800円)は、今日も働く人々の健康を支えている。
(※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません)