Kyoko Shimbun 2015.01.12 News

成人式で暴れた若者ら、次々浄化 青森 これは嘘ニュースです

成人式が行われた戸来市民ホール
 青森県三戸市で12日に行われた成人式で、祝辞を述べるため登壇した市長に対してクラッカーを鳴らすなどして妨害した若者5人がその場で次々と意識を失った。まもなく近くの病院に搬送されたが、全員けがはなかった。5人は涙を流して反省しているという。

 この日、三戸市では午前9時から市内の戸来(へらい)市民ホールで成人式を開催。新成人68人が出席した。

 開式後、湯若望・三戸市長が登壇して祝辞を述べようとしたところ、若者5人がステージ上に乱入。湯若市長めがけて持っていたクラッカーを鳴らすと、そのまま酒瓶を片手に大声で歌うなどして騒ぎ出した。

 騒ぎを聞いた警備員が駆け付けようとしたが、市長はそれを制止。淡く輝く右手を掲げ「ぐいあらだめよ」と声を発すると、暴れていた若者らは意識を失い、次々倒れていった。5人はそのまま病院に搬送された。

 病院関係者によると、若者らにけがはなかったものの、ステージに上ってからの記憶がほとんどなく、全員が「どうしてあんなことをしてしまったのか。神に許しを請いたい」と悔恨の涙を流しているという。また別の関係者からは「きれいなジャイアンのような目をしていた」との声も聞かれた。

 キリスト教徒としても知られる湯若市長が今回のような浄化の奇跡を起こしたのは2008年の成人式に続いて2度目。カトリックでは2度の奇跡を起こした人物を死後「聖人」と認定することから、今年の成人式は市長にとっても聖人式になりそうだ。

 その後式はつつがなくとり行われ、市長に続いて登壇した新成人代表の竹内新さん(19)は「莫大な社会保障費や借金など大人のツケばかり背負わされる暗い時代に産んでくれた親をうらむことなく、新成人として社会に貢献していきたい」と誓いの言葉を述べた。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>よくわかる聖人・聖女伝説

 本書は、何千人もいる聖人たちのうち、代表的な38人を取り上げ、その生涯と奇跡・伝説などをわかりやすく紹介。神と人とを結ぶ「聖なる者」が織りなす清冽な信仰の世界をお楽しみください。

社主ピックアップ

社会

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ