Kyoko Shimbun 2014.04.17 News

陸自の高齢化深刻 「ノンステップ戦車」開発も これは嘘ニュースです

自衛隊徳島地方協力本部の募集ポスター
 防衛省は16日、平成30年にも改訂を予定する次期防衛大綱で、自衛隊員の高齢化を見据えた各種装備の導入を検討していると明らかにした。車内に入りやすい「ノンステップ戦車」や、手の震えにも対応できる新型ライフルなど、防衛力維持のため高齢隊員にやさしい兵器開発を緊急の課題としている。

 東防衛事務次官は16日の会見で「東アジアの政情不安定が続く一方、少子高齢化による自衛隊員の減少が深刻になってきている。徴兵が非現実的である以上、現役隊員の退職年齢を引き上げるしかない。緊急を要する課題だ」として、20代後半~30代前半で退職する陸士の上限年齢を撤廃したいとの意向を示した。またそれに伴い、将来的に70~80代の隊員増加が見込まれることから、高齢隊員でも運用に支障をきたさない装備の開発が次期防衛大綱に盛り込まれる見通しだ。

 具体的には、(1)「出入り口の段差をなくしたノンステップ戦車(ノンステップ装甲車)の開発」「手の震えを補正できるライフル銃の開発」といった新型装備の開発、(2)「体に負担の少ない無反動砲の拡充」「見やすい迷彩装備への変更」「背嚢(のう)への大人用紙おむつ標準装備」など現行装備の見直し、(3)「手榴弾のピン拡大」「各種文書の文字拡大」「柔らかいレーション(野戦食)」など高齢者への各種配慮、の3項目からなる見込み。

 近年自衛隊では隊員募集ポスターに美少女キャラクターを採用するなど、若者向けの積極的な広報活動に取り組んでおり、インターネット上でも話題を集めることが多い。「いくらなんでも行きすぎではないか」との声もあるが、ある陸上自衛隊広報官は「ネットでは多くの若者が血気盛んに国土防衛を叫んでいるのに、どうして萌えキャラを動員してまで入隊を呼びかけなければならないのか。実は我々も不思議に思っている」と首をかしげる。

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