Kyoko Shimbun 2013.10.18 News

「ポートピア連続殺人事件」の小説化が決定! これは嘘ニュースです

ゲーム「ポートピア連続殺人事件」(写真はファミコン版)
 人気TVゲーム「ドラゴンクエスト」の生みの親として知られるゲームデザイナー・堀井雄二さん(59)が制作した名作推理ゲーム「ポートピア連続殺人事件」が発売30周年を記念して、来年初頭にも小説として発売されることが分かった。同作の小説化は1987年以来2度目となる。

 「ポートピア連続殺人事件」は1983年にパソコン版、また85年にはファミコン版として移植された名作推理アドベンチャーゲーム。ファミコン版は60万本を超える大セールスを記録した。シナリオの執筆からプログラミングまで制作は全て堀井雄二さん1人の手で行っており、この作品の成功が後の「ドラクエ」制作につながったとされている。

 今回の「ポートピア」小説化について、出版元の青空出版社(板橋区)は「堀井さんの原点でもある『ポートピア』だが、すでに発売から30年が経ち、若者の中にはこの往年の名作を知らない世代も増えてきた。今回のノベライズを通じて当時衝撃的だったシナリオのおもしろさを改めて伝えることができれば」と話す。

 2度目のノベライズとなる新しい「ポートピア」は、特に若い世代の手に取ってもらいたいという狙いから劇画調の原作イラストを廃し、美少女キャラが表紙を飾る同社のライトノベルレーベル「星雲文庫」から発売される。執筆は代表作「俺の妹には友達が少ない」で知られるラノベ作家の陸空海(りく・うつみ)さんが担当、表紙・挿絵は人気イラストレーターの右(みぎ)さんが手がける。

 ラノベ版「ポートピア連続殺人事件」は、タイトルを「俺の敏腕部下が真犯人だった件」と改め、来年初頭の発売に向けて現在文章の最終確認とイラストの選定作業に入っている。価格は通常版が700円、蝶の模様のタトゥーシールと作品のBGMを収録したCDを同梱した初回限定版が5980円として同日発売される予定だ。

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