七福神きょう仕事納め 全国巡業最終日 これは嘘ニュースです
2年ぶりにメンバー全員がそろった七福神
一年の幸福を祈って七福神を巡拝する「七福神詣」は、元日から7日まで続く伝統行事。昨年末は新型コロナウイルスの感染が抑制されていたこともあり、今年は帰省した多くの人が七福神の姿を一目見ようと各地の寺社に詰めかけた。
ワクチン接種が進んでいなかった昨年は、寿老人さんと福禄寿さんが高齢を理由に参加を辞退。規模を縮小した「五福神詣」を行った。メンバー全員がそろった七福神詣が2年ぶりに実現したのはワクチン接種が進んだためだ。
昨年参加を見合わせた寿老人さんは「久しぶりの巡業ということもあって、いつもより長く感じられる一年でした」と今年を振り返る。3度目の高齢者接種を受けて、来年も参加するつもりだという。
また、本拠地・竹生島(滋賀県)での琵琶弾き語りコンサートで最終日を迎える弁財天さんは「来年はイナズマロックフェスに参戦したいですね」と抱負を語った。
多忙なスケジュールをこなした七福神のメンバーは8日から358日間の長期休暇に入る。
なお、戦いの神として知られる七福神の若手・毘沙門天さんは「ウイルスなんかこれでひと突きですよ」と自慢の三叉槍(さんさそう)を勢いよく振り回していたが、5日から微熱など体調不良で降板。一足早く仕事納めを迎えている。