スマホ時代反映 縦長映画館オープン 横浜 これは嘘ニュースです
バーチカルシアター横浜の縦長スクリーン
映画やテレビなどの映像媒体は、長年人の視野に合わせた横長を標準としてきたが、スマートフォンの普及によって縦長サイズで撮影される機会が増えてきた。この流れに合わせて、近年縦長画面に最適化して撮影したプロモーションビデオを配信する企業も増加している。
バーチカルシアター横浜では、世界最大級となる縦24.9メートル×横14メートルの縦長スクリーンを設置。特殊効果と立体映像が楽しめる「4DX3D」システムにも対応した。
オープン初日には、昨年公開のヒット作「シン・ゴジラ[縦長版]」が上映。画面の両端を大胆にカット・再構成した縦長映像は、怪獣ゴジラの高さを圧倒的な迫力で表現する一方、ほとんどのシーンで、登場人物の顔が見切れたり、画面の大部分を天井や空が占めたりするなど、今後に向けた課題も散見された。
だが、映像関係者の多くは縦長映像への移行は避けられない流れと見ており、映像機器各社も年内に縦長テレビを相次いで発売する。また、スマートフォンの普及に伴い、この10年間で両目の間隔が平均で約4ミリ狭くなったとする研究報告もあることから、縦長の標準化が顔面の進化にさらなる拍車をかけると予測する研究者もいる。