好きな番組ジャンル、首位は「CM」 報道、バラエティは大きく後退 これは嘘ニュースです
好きなテレビ番組のジャンル調査(共和国データサーヴェイ調べ)
「好きなテレビ番組」調査は、民間調査会社の共和国データサーヴェイが、1990年から毎年実施。10代から80代までの男女3千人を対象にオンライン形式で行った。
名前が挙がった個別の番組名をジャンルごとに分類・集計した結果、最も人気を集めたジャンルは「CM(広告)」で、昨年の19位から大きく順位を上げた。以下「ドラマ」(昨年2位)、「アニメ」(同3位)、「音楽」(同5位)、「バラエティ」(同1位)と続いた。
ほとんどのジャンルで順位に大きな変動はなかったが、13年連続で首位だった「バラエティ」が5位に転落。また、調査開始以来継続して5位以内に入っていた「報道/情報」も4位から9位へと大きく順位を下げた。
一部のジャンルで大きく変動があった理由について、調査報告書では「分類方法を見直したことが影響しているのではないか」と推測する。
同社では今年の調査から、ジャンルの分類を放送各局が申告したものではなく、実際に放送された番組の内容を調査員が確認した上で設定する方式に変更。その結果、コンビニエンスストアやファミリーレストランの試食企画、家電量販店や大型スーパーの人気商品ランキングなど、これまで「バラエティ」「報道/情報」と申告されてきた番組の多くが、実質的に特定の企業広告になっていたため、分類を「CM」に改めた。
また、好きな番組にCMを挙げた人全員が「録画した番組のCMはスキップする」と回答。報告書は「『CMを飛ばしながらCMを見る』という奇妙な視聴習慣が生まれているようだ」と分析している。