【企画広告】Funassy猛威 政府、ネット切断呼びかけ これは嘘ニュースです
書き換え後のモンスター画像
篠山総務相は18日午前の会見で、Funassyが世界中で猛威をふるっていることについて、「当面の間はLANケーブルを抜き、インターネットに接続しない状態でPCを使ってほしい」と呼びかけた。ウィルスについての対応状況は、ラジオを通じ、逐次モールス信号で配信していく。
Funassyは今月11日、米国で初感染を確認した後、爆発的に拡大。現在推定2300万台のPCが感染していると見られる。ウィルスに感染すると、ディスプレイ上に異形のモンスターが現れ、尋常でない激しい動きを見せたあと、HDD内に保存された画像ファイルを全てこのモンスターの画像に書き換える(写真参照)。機密データが流出するような致命的な損害はないが、モンスターの外見と動きによる精神的ダメージが大きいという。
インターネットのセキュリティー企業・スマンテック社によると、現在ウィルスの解析作業に入っており、今月末までにはワクチンソフトを配布したいとしている。
今回、政府がネット接続を断つよう呼びかけたことについて、あるネットカフェ店長は「今の時代、ネットが使えないPCで一体何ができるのか。さすがにソリティアには飽きた」と不満そうに話した。
こんにちは。大島さんが大好きな虚構新聞社主のUKです。いつも本紙をご愛読くださりありがとうございます。
今回本紙当該記事の原案となった書籍『サイバーセキュリティ読本』(原書房/1680円)を、著者の一田和樹さんのご厚意により、5冊ご提供いただきましたので、本紙読者限定でプレゼントいたします。まだ7月24日に発売されたばかりの新刊です。
本作はLANケーブルを引き抜くことなく、情報流出の危険性から身を守るネット時代の自己防衛術指南書です。著者の一田さんはサイバーセキュリティの専門家としての観点から、現在ネット社会で広がっている「スマホ」「SNS」など、身近な事例を取り上げ、初心者にもわかりやすい平明な言葉とストーリー仕立ての文章で個人情報流出の危険性について警鐘を鳴らしています。
社主も早速読みましたが、もはやウィルスだけに注意していれば何とかなる時代は終わりを迎えたのかと、軽くショックを受けました。フェイスブック、ツイッターなどを通じた自主的な情報公開が大きなトラブルを生んでいることは、今流行りの冷蔵庫写真の例からも明らかです。
昨今のSNSの隆盛は、我々の生活をより便利で快適なものにしてくれる反面、人に知られたくないような自分のプライベートをネット企業にタダで献上しているとも言えます。利便性を高める代償として、自ら進んで武装解除をしているのです。それがよい未来につながるのかどうか、今はちょうどその分岐点にいるのかもしれません。
ご応募は下に掲載したリンク先「虚構新聞プレゼントキャンペーン 献本応募」にある投稿フォームから、(1)お名前もしくはハンドル名、(2)メールアドレス、(3)あなたは、ネット利用でどんな時に危険を感じますか?、をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
応募は一人一通までとし、多重応募が明らかになった場合、当選はキャンセルになりますのでお気をつけください。応募締め切りは8月25日までです。
当選者には一田さんご本人からメールにて、後日改めてご連絡差し上げます。本紙にて当選者の発表はございませんので、あらかじめご了承ください。
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