貯ダンゴムシ槽に転落 作業員1人がけが これは嘘ニュースです
21日午後4時ごろ、千葉県浦安市にある食用ダンゴムシの生産プラントから、貯ダンゴムシ槽に男性作業員が落ちたと消防に連絡があった。通報を受けた消防が到着したとき、すでに男性は他の作業員により救出されていたが、念のため病院に搬送された。男性は全治1週間程度の軽傷だという。転落事故が起きたのは、千葉県浦安市にある株式会社日本ダンゴムシ食品浦安南工場。この工場ではご飯やパンにふりかけて食べる食用ダンゴムシを年間約350トン生産している。
事故は「貯ダンゴムシ槽」と呼ばれる、洗浄したダンゴムシを貯めておく2メートル四方の保管槽で起きた。槽の中のダンゴムシが窒息しないよう、底からかき混ぜる作業にあたっていた男性作業員がバランスを崩して足場から転落。男性は沼に沈むように、大量のダンゴムシの中に沈み込んでいった。
転落に気づいた他の作業員はまもなく119番に通報。2時間後、消防が駆けつけたとき、転落した男性は他の作業員によりすでに救出されていた。男性は大事を取って病院に運ばれたが、大量のダンゴムシを飲み込んだ以外は意識もはっきりしており、1週間程度で退院できる見込み。
通報から到着まで2時間を要したことについて、消防では「災害視察に来ていた菅首相が『僕は消防車にものすごく詳しい』と言って、むやみにサイレンを鳴らしたり、他の消防士にポンプ車の水をかけたり、玄人顔負けの技術を2時間延々とご披露されたのであっけにとられて、お帰りになるまで出動できなかった」としている。
政府では、今回首相の視察によって出動の遅延を招いたことに遺憾の意を示すとともに、震災の混乱がある程度収束するまで、菅首相を官邸の地下倉庫に監禁しておくことを明らかにした。今回の大震災以降、地下倉庫監禁は鳩山前首相についで2人目。