Kyoko Shimbun 2010.09.30 News

「匂い松茸味しめじ」 夢の新キノコを発見 これは嘘ニュースです

発見された新種のキノコ
 長野県国立きのこの里研究所は29日、秋のことわざ「匂い松茸味しめじ」の言葉通り、松茸の香りとしめじの食感をあわせ持つ新種のキノコを発見したと発表した。

 キノコは昨年8月、研究所員がご飯を入れたまま放置していた3年前の炊飯器の中から偶然発見。さまざまな菌・カビに彩られて液状になった米の中から、3センチほどの小さなキノコが見つかった。

 このキノコから採取した菌を培養したところ、見た目は毒キノコとして知られるベニテングタケによく似ているものの、食感はしめじ、匂いは松茸そっくりのキノコが成長。遺伝子解析の結果、しめじと松茸のどちらの遺伝子も含まれていないことが判明した。今回の発見は「大自然の奇跡としか言いようがない」(研究所員)という。

 同研究所では記者会見前日の28日、所員を集めた内部試食会を開催。「松茸以上に松茸の香りがする」「食感はまさしくしめじ」「個人的には松茸でもしめじでもないが、今まで食べたことのないすばらしい味」「おいしすぎてまるで自分が抜け殻になって空を浮遊しているよう」「おいしすぎて空が七色に光って見える」など好評を得たという。

 翌29日に開かれた会見では「実際に食べた人から直接感想を聞きたい」という記者からの要求に対し、担当者は「残念ながら試食会に参加した所員たちはまだこちらに到着しておらず、遅刻の連絡も受けていない。都合で試食会に参加できなかった私しかまだ研究所に着いていないので、もう少しお待ち願いたい」と説明。その後、午後10時まで他の所員の到着を待ったが、結局誰も出勤してこなかった。

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