Kyoko Shimbun 2010.07.01 News

空輸中の豆腐が民家を直撃 1人負傷 これは嘘ニュースです

 1日午後3時頃、高知発大阪行きの貨物機から、運送中の豆腐(10センチ四方)3丁が誤って落下し、民家の屋根を突き破って衝突する事故があった。また、この家に住んでいた男性1人が豆腐に当たって軽いケガを負った。

 事故があったのは香川県讃岐市に住む丸中さん宅。近所の住民の話によると、午後3時18分頃、ガラガラドシャンと、まるで豆腐が高速落下したような大きな音が辺り一帯に響きわたった。音を聞きつけた住民が外に出たところ、丸中さん宅から煙が上り、辺りに屋根瓦の破片が散乱していたという。

 通報を受けた讃岐署が調べたところ、丸中さん宅の床下からほどよく焦げた豆腐1丁が見つかった。また豆腐が衝突した際、居間にいた丸中雄二さんが豆腐の角に頭をぶつけて出血。額を7針縫うケガを負った。これ以外にも周辺の田んぼから同様に貨物機から落下したとみられる豆腐が2丁見つかった。

 豆腐の運送にあたったはなまる運輸によると、この日は高知県で取れたばかりの豆腐3トンを大阪の天満市場に向けて運送中だったが、積み込む際に数丁の豆腐が水槽から逃げ出した可能性が高いという。その際逃げた豆腐が貨物庫の隙間から落ちて上空で凍り、そのまま民家の屋根を突き破ったのではないかとみている。

 はなまる運輸では、事故の再発を防ぐよう、積み荷の管理を厳格にするとともに、豆腐の輸送方法について、今後空輸以外の方法も視野に入れて検討していくという。

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