麻酔銃乱射で小1男児を補導 東京 これは嘘ニュースです
江戸川署は24日、小型の麻酔銃で不特定多数を狙撃していた同区内に住む小学1年生の男子児童を銃刀法違反の疑いで補導した。男児は容疑を認めているが「設定上仕方がなかった」と意味不明の供述をしている。江戸川署によると20日夜、同区内の邸宅で起きた殺人事件の捜査に当たっていた署員が邸内の床で熟睡している男性を発見。呼びかけに反応しなかったため、病院に搬送された。また男性の首もとに付着していた針のようなものを鑑識で調べた結果、小型の麻酔針であることがわかった。
麻酔針の流通ルートを調べた結果、区内にある研究所所長(52)が大量に購入していたことが判明。所長から詳しく事情を聞いたところ、隣家に住む小学1年生の男児に麻酔針と麻酔銃を提供していると説明した。
男児宅の家宅捜索で部屋の押入れから小型の変声機と大量の麻酔針を発見。また使用済みの麻酔針ケースが1千本分以上あったことから、すでにかなりの数にのぼる麻酔針が使われたとみられる。署員が男児を任意で事情聴取したところ、麻酔銃の使用を認めたため、銃刀法違反の容疑で補導した。
調べに対し男児は、麻酔針を使いはじめたのは最近で、そのほとんどを児童の知人で興信所所長を務める男性(38)に向けていたと話している。男性は現在重度のこん睡状態で都内の病院に入院。後頭部には麻酔針によるとみられる無数の小さな傷が残っているという。男児は「キャラクターの設定上こうするしかなかった」と意味不明の供述をしている。
同署ではさらに詳しく男児に事情を聞き、近く児童相談所に通告する。また麻酔銃を提供した研究所所長に対しても、まもなく逮捕状を請求する方針だ。