ペンキで染めた「紅葉」 中国真似る これは嘘ニュースです
ヘリコプターから赤色塗料を散布し、山全体を赤く染めることで、紅葉の景色を偽装していたとして、山梨県庁は謝罪会見をおこなった。県の担当者は「今年は紅葉がなかなか来ず、観光客を呼び込むために散布した」と行為を認めている。塗料の散布がおこなわれたのは、毎年紅葉を見に来る観光客でにぎわう山梨県大正町。今年の異常気象のせいか、紅葉が見られる時期になっても、山が染まらないため県の観光課に相談したところ、赤色塗料3トンを空中散布して、同町の山全てを赤く染めることになった。
しかし、散布後の景色を観光パンフレットや町のホームページなどに掲載したところ、パンフレットを見た人から、「黄色に染まるはずのイチョウが赤く染まっているのはどういうことか」という問い合わせや指摘があり、紅葉を偽装したことを認めた。
県の担当者は謝罪会見の中で、「中国が『緑化』と称して、山肌や地面に緑の塗料を吹き付けているニュースを見て、うちもそれで行こうと決めた」と語った。
県民からは「真似をする国の真似をするからこんなことになる」と厳しい意見も聞かれた。