Kyoko Shimbun 2006.12.18 News

障害者、技を競う パラリンピック選考会 これは嘘ニュースです

 パラリンピック日本代表を決める第13回全日本パラリンピック代表選考会が16日、東京・国技館で行われた。大会優勝者は08年の北京パラリンピックの内定候補者として選出される。

 この日行なわれたのは、パラリンピック正式競技である車いすテニス、柔道、アーチェリーなど屋内競技29種目。車いすテニスでは、長さ2メートルの義手を使った時速300キロのパワーサーブを持ち味とする宮元空(22)が、サービスエースを連続で決め、代表権を獲得した。また、柔道では脳以外完全義体の「ターミネーター」こと岩安黒人(28)が1回戦から全て一本勝ちで収め、健常者、障害者を含めた連続勝利数を285まで伸ばした。

 アーチェリーはレーザーポインター内蔵義眼の選手が多数出場したため、過去に例がないほどの接戦を繰り広げたが、0.00000001ポイント差で樋口素子(33)が代表権を獲得。重量挙げでは、両義腕の斎藤力男(30)が、2800キロを持ち上げて優勝したが、次に挑んだ3000キロで支えていた国技館の床が抜けたため、参考記録にとどまった。

 将来競技として採用される可能性を見据えて行われた車いすボクシングは、お互いパンチが届かなかったため中止。車いすトランポリン、車いすあん馬、車いす段違い平行棒、車いす平均台も危険との判断から、同じく途中で競技を中止した。

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