Kyoko Shimbun 2005.01.08 News

「おれおれ、ビンラディン」 新手の振り込め詐欺 これは嘘ニュースです

オサマ・ビンラディン容疑者
 8日、イスラム系のテロ組織「アルカイダ」のリーダー、オサマ・ビンラディン容疑者を名乗る電話があり、自宅に飛行機を墜落させると脅迫された富山県の主婦(50)が、合わせて650万円を振り込んでいたことがわかった。

 調べによると、主婦の自宅に最初の電話があったのは5日。片言の日本語で、「おれおれ、ビンラディン。知ってるでしょ、そう、テロリストの。」とイスラム系テロ組織「アルカイダ」のリーダー、オサマ・ビンラディン容疑者と名乗り、自宅に飛行機を墜落させられたくなければ200万円を振り込めという内容のものだった。

 主婦が要求に応じ、指定された口座に200万円を振り込むと、翌6日、同じくビンラディンを名乗る男から「米国にある日本大使館を爆破されたくなければ、直ちに150万円を追加で振り込め」という内容の電話があった。

 さらに主婦が要求額を振り込むと7日、今度は、ビンラディンの息子を名乗る人物が「交通事故で相手にケガを負わせた。今すぐ300万用意して。」と要求。内容のあやしさに気付いた主婦が支払いを拒否すると、電話の相手は「じゃあ、お前の家で自爆テロを起こす」と脅迫してきたため、主婦はさらに300万円を振り込んだ。

 しかし、主婦がその後ビンラディン容疑者や息子本人に電話で確認を取ったところ、そのような計画のないことが分かり、これが巧妙な「振り込め」詐欺だったことが発覚。8日、富山県警に被害届を提出した。

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