月も広告媒体に 視聴者20億人、月面CM放映開始 これは嘘ニュースです
月面に映し出されたスマホのゲームCM
投射面積が広い満月を中心に前後5日間放映する。天候など好条件がそろえば、地球の夜側に住む最大20億人にCMを送る世界最大の広告媒体になるという。
電通が11日に発表した資料によると、昨年の日本の総広告費は8兆円を超えて過去最高を記録。インターネット広告費は4兆459億円と初めて全体の5割を超えた。
その一方、インターネット広告は、画面全体を覆う広告や、スキップできない動画広告、広告を閉じるボタンが小さいなど、年々劣化の一途をたどる。ネット広告に詳しいITジャーナリストの二下羊さんは「閲覧を妨害する広告は、出稿企業への悪印象に繋がるだけではないか」と話す。
利用者の不快感が高まる中、広告代理店がインターネットに代わる次の焼き畑として目をつけたのが「夜空」だ。夜空にドローンを飛行させて描く広告など、夜空を新たな広告媒体として活用する動きが近年高まっている。
同社を中心とするプロジェクトチームは昨年、月に向けて広告映像を投射する巨大プロジェクターをチリのアタカマ砂漠に建設。同地は東京大学アタカマ天文台など世界有数の天体観測地としても知られる。
1日に始まった試験放映では、毎日午後5時50分の月の出とともにスポンサー企業の動画がアタカマ砂漠から月面に向けて投射。危機的状況に陥った人物を助け出すスマホのゲーム広告と、高齢者向けスピーカーを驚きのご奉仕価格で販売するテレビショッピングCMの2本が毎日約10時間、月が欠ける5日まで繰り返し放映された。
試験放映についてSNSでは「絶対に買わない」など苦情が世界中から殺到しており、業界関係者の間では早くも「商業ベースに乗せるのは困難ではないか」と、広告効果を疑問視する声が聞かれる。
一方、月面利用に詳しい国立天動説研究所の坂本義太夫主任研究員は、「広告を放映しない代わりに料金を徴収する有料プランを提供すれば、運用コストゼロで莫大な利益を生み出せる。画期的なビジネスモデルだ」と評価する。
同社では「反響の大きさは想定通り。なるべく早期に定期放映を始めたい」としている。
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