青い秋空に「再起動」メッセージ出現 目撃、世界各地で これは嘘ニュースです
滋賀県大津市上空で撮影されたエラーメッセージ(本紙記者撮影)
メッセージは「問題が発生したため、メタバースを再起動する必要があります。エラー情報を収集しています。自動的に再起動します」などの文章とQRコードで構成される。上空に十数秒間表示された後、消失した。
日本では27日午後1時28分ごろ、北の空での目撃が相次いだ。SNS上に投稿された情報をまとめると、沖縄県から北海道まで全国で見られたようだ。
メッセージは日本だけでなく、中国や米国、その他欧州諸国、南半球各国など世界各地の上空でも同時に目撃された。現地で使用されている言語による違いはあるが、メッセージの内容は全て同じ。各国政府では現在、情報の収集と分析を急いでいる。
秋の青空に広がったメッセージについて、ネット上ではコンピューターに不具合が発生した際に表示される「ブルースクリーン」と酷似しているとの指摘が相次いでいる。また「メタバース」という言葉が含まれていたことから、この世界はコンピューター上に構築された仮想空間だと主張する「シミュレーション仮説」を実証する初の具体的証拠になる可能性がある。
メッセージが出現した理由について、仮想空間に詳しい仮想専門家の坂本義太夫さんは「本来仮想空間の管理者しか見ることができない画面が、何らかの設定ミスによって誤って表示されたのではないか」と推測する。
「政治経済の分野で近年、世界的規模の致命的エラーが頻発しているのは、十分な検証をせず、性急なアップデートを強行した結果だろう。再起動で解決しなければ、もうサービスを終了するしかない」と、坂本さんは指摘する。