ローセンス、「脱ツイ廃スマホ」DEPHONE発表 これは嘘ニュースです
脱ツイ廃スマホ・デフォーン
デフォーンは2.5インチの横長ディスプレイを備えたスマホ。大画面と持ちやすさを両立するディスプレイ縦長化の流行に逆らい、縦幅を3センチまで短くした。
特殊な形状の理由は、ツイッター中毒を治療するためだ。毎日十数時間にわたって書き込みと閲覧を繰り返すツイッター利用者は「ツイッター廃人(ツイ廃)」と呼ばれ、他の依存症と同じように日常生活に支障をきたす人も多い。
縦幅が短いデフォーンでツイッターを使うと、文章は数行、画像や動画は4分の1ほどしか表示できない。閲覧の不便さが「脱ツイ廃」を促す仕組みだ。
ツイッター依存から抜け出すため、スマホから携帯電話に変えれば良いのではないかという指摘もある。だが「連絡から決済、マイナンバーまで日常のあらゆる情報がスマホに集約されていく中、ガラケーに戻せというのは現実的でありません」と、同社の扇人氏CEOは反論する。
「ツイッターを読みづらいスマホを使うことで、習慣は徐々に変えることができます。オーバードーズ(薬の過剰摂取)で悩む患者に無害な偽薬を与えるようなものです」
同社ではツイ廃100人を対象に、試作機を使った調査を実施。デフォーンを1カ月間使用した結果、98人が「ツイッターを使う時間が以前より減った」と答えた。さらにその内の34人が「全く見なくなった」と答え、ツイッター中毒に対して大きな効果を示した。
「『アプリを消せばいいだけ』という声もあるが、大切なのは共感。乱暴なやり方ではなく、ツイ廃に寄り添えるスマホを作りたかったのです」と、扇さんは穏やかな口調で話す。
ただし、調査では「ツイッターの時間が増えた」と答えた人が2人いた。小さな画面を必死でスクロールしながら、変わらず投稿と閲覧を繰り返した「真性のツイ廃」だ。
「目を潰して指を切り落とすしかないですね」と、扇さんは穏やかな口調で話す。
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