Kyoko Shimbun 2020.09.18 News

サンマ不足解消の切り札「サンマ型ロボット」に熱い視線 これは嘘ニュースです

サイドテック社が開発したサンマ型ロボット
 ITベンチャーのサイドテック社が開発したサンマ型ロボットに、漁業関係者の熱い注目が集まっている。最新技術の結晶は「歴史的不漁」とも言われるサンマ不足を解消できるか――。

 見た目だけでなく習性も本物のサンマに近づけたのが特徴。GPSや内蔵センサーを使って位置情報や周辺の状況を認識しながら、他のロボットと共に魚群を形成する。また、本物と同じように光源に向かって泳ぐ性質を持たせたことで、サンマ漁の網にもかかりやすくなったという。

 「人材不足はロボットで補う」を掲げる同社は、これまで主に介護ロボットの開発を行ってきたが、近年サンマが不足していることを報道で知ったのをきっかけに、サンマ不足を補うロボット開発にも着手。民生部品やリサイクル材料を使うことで、1匹あたりの製造価格も本物と同程度の約500円に抑えた。

 同社によると、サンマ不足にあえぐ各地の漁協から問い合わせが殺到しているという。製造は既に始まっており、10月初旬にもサンマが回遊する三陸沖にロボットを大量投入して、漁獲量の回復を目指す。早ければ来月には人工的な秋の味覚が食卓に上りそうだ。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<GOODS>志賀サンプル 職人すとらっぷ 焼サンマ

 日本の職人が1つ1つ手作業で作った、まるで本物のようなリアルな食品ストラップです。思わず食べてしまいそうですが、残念ながら食べられませんので注意して下さい。手作りのため、多少画像と異なることがございますがご了承ください。純国産。

社主ピックアップ

ハクメイとミコチ
ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。そーっと覗いてみませんか? 穏やかで愉快で、とびきり愛らしいその生活を。
いたいお姉さんは好きですか?
彼氏イナイ歴=年齢のOL・板井栞(26歳)は無気力そうな見た目に反して実はモテたくて仕方ない。無駄にこまめな情報収集、果敢に挑戦。しかし持ち前の無器用さとイタさ加減により毎度残念な結果に…残念だけど愛おしい独身OLの日常生活!

経済

人気記事ランキング

今月の一冊

ぼくらはみんな*んでいる

ぼくらはゾンビになって、生きる目的を見つける--。10数年前、死後まれにゾンビ化してしまう未知のウイルスが突如世界に蔓延した--。死んだけど普通に動いている。ゾンビといっても、ただそれだけ。そんな世界で、人々はそのウイルスと共存しながら今日も生活をしている--。女子高生の杏野春実、ブラック企業に勤める砥山紘一、冷めきった夫婦生活を過ごす合川夫妻……そんなゾンビになった人達の“生きる”を描くオムニバスドラマ開幕!

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ