サンマ不足解消の切り札「サンマ型ロボット」に熱い視線 これは嘘ニュースです
サイドテック社が開発したサンマ型ロボット
見た目だけでなく習性も本物のサンマに近づけたのが特徴。GPSや内蔵センサーを使って位置情報や周辺の状況を認識しながら、他のロボットと共に魚群を形成する。また、本物と同じように光源に向かって泳ぐ性質を持たせたことで、サンマ漁の網にもかかりやすくなったという。
「人材不足はロボットで補う」を掲げる同社は、これまで主に介護ロボットの開発を行ってきたが、近年サンマが不足していることを報道で知ったのをきっかけに、サンマ不足を補うロボット開発にも着手。民生部品やリサイクル材料を使うことで、1匹あたりの製造価格も本物と同程度の約500円に抑えた。
同社によると、サンマ不足にあえぐ各地の漁協から問い合わせが殺到しているという。製造は既に始まっており、10月初旬にもサンマが回遊する三陸沖にロボットを大量投入して、漁獲量の回復を目指す。早ければ来月には人工的な秋の味覚が食卓に上りそうだ。