Kyoko Shimbun 2020.09.12 News

2mのロングバトンも コロナ禍で「新しい運動会」 マキャベリ小 これは嘘ニュースです

「新しい運動会」用に制作した2mのロングバトン
 新型コロナウイルスの感染が収束する兆しを見せないまま、小中学校ではまもなく秋の運動会シーズンがやって来る。今年はコロナ禍を理由に開催を見送る学校も多い中、感染に配慮した「新しい運動会」を模索する学校がある。

 東京都八王子市にある私立マキャベリ小学校では、今年も例年通り10月10日に運動会を決行する予定だ。その一方で、感染拡大を防ぐため、児童同士が密着しないような競技のあり方についても検討。毎年行っている競技の見直しを進め、今月「新しい運動会」としてプログラムを完成させた。

 あんパンを使ったパン食い競争では、マスクを着用したまま競技ができるよう、ガーゼ部分をパン生地に変えた「マスクパン」を製作。トラックには中身の餡だけを吊っておき、競技の際にはマスクごと食べることで、これまでと同じようにあんパンを食べられる仕組みに変更した。

 花形競技でもあるリレー種目では、長さ2メートルのロングバトンを使用することで、適度な間隔を確保したままバトンパスが可能に。また、二人三脚は、中古市場に大量に出回っているPepper(ペッパー)10台を安値で購入。ロボットとペアにすることで問題を解消した。

 さらに組体操も、シルク・ドゥ・ソレイユの元団員に委託して鑑賞競技に変更するなどした結果、昨年とほぼ同様のプログラムが行えるめどが立ったという。

 新しい運動会を考案した体育課の西条教諭は「不可能に思えることでも、小さな工夫を積み重ねれば実現できるということ。足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」と話す。

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