あくびを指定感染症に 国会で院内感染拡大 これは嘘ニュースです
あくびパンデミックのパンデモニウム
あくびの症状は、施政方針演説や各党代表質問が行われた冒頭から議員席の各所で確認されていた。また、27日から始まった衆議院予算委員会の質疑でも要領を得ない蒟蒻(こんにゃく)問答が延々と繰り返されたため、感染者数はさらに増加。議員から議員へあくびが感染することは知られていたが、「桜を見る会」をめぐる不毛な答弁がテレビ中継された結果、電波を経由して院外の視聴者にまで感染することも新たに判明した。
あくびをこじらせると居眠りまで悪化するおそれがあることから、政府では「今後の議会運営に支障をきたす」として指定感染症に指定することを決めた。指定感染症に指定されると、質疑中にあくびをした議員に対して強制入院や就業制限などの措置が可能になる。
だが、国会内で居眠りを発症した議員は既に300人を超える絶望的状況で、政府の対応が後手に回っている感は否めない。ある野党議員は「与党内には、この機に乗じて強制入院を狙っている『疑惑の議員』が何人もいる。今回の指定は、彼ら彼女らの入院に、お墨付きを与える、ための、方便ではない、か。本来、説明、責任を果たすべ、き議員が率、先してzzzzz……」と政府の姿勢をまどろみながら批判する。
居眠りに詳しい京都大学睡眠学部の坂本義太夫教授は「国会内でのあくび・居眠りの蔓延は新型コロナウイルスの拡大と全く同じ構図。初期段階で市民が無頓着、無関心だったことが事態をここまで悪化させた」と指摘する。