Kyoko Shimbun 2018.01.10 News

傾斜フィールド備えるサッカー場が完成、親善試合も 滋賀 これは嘘ニュースです

傾斜フィールドを使って行われた親善試合
 フィールド全体を自由に傾けることができるサッカー場が滋賀県西近江市に完成し、9日、プレオープンを記念する式典とブラジルのプロチームを招いた親善試合が行われた。

 サッカーの試合規則を定める国際サッカー委員会(CIFA)は、12年のルール改定で国際ランキングの順位に80位以上開きがある場合、フィールドに角度をつけて実力差を調整する「傾斜ハンディキャップ方式」を22年までに導入することを決定。国内の主要サッカー場でも整備工事が進みつつあるが、完成したのは国内で初めてとなる。

 午後7時から行われた西近江市小学生選抜とブラジルから招いたプロチーム「FCセルバ」との親善試合では、小学生側が有利になるよう最大傾斜設定の30度までフィールドを傾けて試合を開始。前半4分、何もしなくても吸い込まれるようにブラジルゴールへと坂を転がるボールを巧みに操った小学生選抜FW小野が先取点を奪った。前に蹴り続けないと自殺点になるボールさばきに苦心するブラジル代表だったが、前半18分、FWカラジャスが左サイドからのクロスを押し込んで同点に追いついた。

 しかし前半29分、小学生選抜DF真野がフィールド端から3メートル下の地面に転落。審判団で協議した結果「選手の安全が確保できない」と判断して試合を打ち切ったため、無効試合として終了する後味の悪い結果となった。真野は足をねんざする全治2週間のけが。

 市では「親善試合を通じて、安全面の課題が見えてよかった。転落防止ネットを張るなど正式オープンまでに万全を期したい」としている。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>傾物語

 “変わらないものなどないというのなら―運命にも変わってもらうとしよう”。迷子の小学生・八九寺真宵。阿良々木暦が彼女のために犯す、取り返しのつかない過ちとは―!?“物語”史上最強の二人組が“運命”という名の戦場に挑む。

社主ピックアップ

スポーツ

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ