こんがり系交通ICカード「エビィ」が人気 愛知 これは嘘ニュースです
こんがり系交通ICカード「エビィ」
エビィは騨間製粉(愛知県名古屋市)が11月1日からネット上で始めた、交通ICカードにフライの衣とエビの尾をつけて揚げるサービス。「インスタ映え」する個性的な交通ICカードに仕上がると評判を集めている。
エビィを発案したのは同社の油谷油香里さん。「動画サイト「ユーチューブ」でアイフォーンを揚げる動画が人気を博しているのを見て、デジタル製品と揚げ物の相性の良さに気付きました」と話す。
衣をつけて揚げる際、油の温度が高すぎると内蔵するICチップやアンテナが熱で作動しなくなるが、試行錯誤の末、部品が壊れない独自の揚げ方を確立した。訓練を受けた専門のスタッフが1枚ずつ丁寧に揚げるため、加工費は1枚5980円とやや高額だが、1度加工すれば約2週間、1日あたり約430円でサクサクの揚げたて感を保つことができる。
エビィは油を含んでいるため、自動改札機まわりに頑固な油汚れがこびりつく懸念があるが、「非接触で決済できるので改札機に衣を押し付けないようにしてほしい」と注意を呼びかけている。
申し込みはTOICAを利用する名古屋圏からが8割以上を占める。ただし、近畿圏のICOCA(イコカ)、九州のSUGOCA(スゴカ)など交通ICカードなら種類を問わず加工可能だという。
また12月上旬から、天ぷら粉を使用した「エビィ天」バージョンも受け付けを始める。ただし関東圏で使われるSUICA(スイカ)は食べ合わせが悪いため、エビィ天にできない。