アクセル踏み間違い率5分の1に 新型ペダル装置開発 これは嘘ニュースです
9本のブレーキペダルを配置した「ブレーキスルー」
「パイプオルガンの足鍵盤から着想を得た」というブレーキスルーは、アクセルペダルの周囲に計9本のブレーキペダルを配置した点が大きな特徴。9本のブレーキは全て連動しており、どれか1つでも踏めばブレーキがかかる仕組みだ。
自動車は19世紀末から現在まで100年以上にわたって、ブレーキペダルが1本しかない貧弱な機構を採用し続けている。前時代的なこの仕組みのため、アクセルとブレーキを踏み間違える確率は50%と極めて高いが、ブレーキを9本備えたブレーキスルーではアクセルを踏む確率を10%まで減らすことに成功した。
「計算上は10%だが、アクセルの周囲に重点的にブレーキを配置しており、実際には1桁台まで下がる」と同社では説明している。
すでに国内外の自動車メーカーから問い合わせが相次いでおり、早ければ18年にはブレーキスルーを採用した自動車が発売される予定。同社では現在、ブレーキの本数をさらに19本まで増やした次世代モデル「ブレーキスルー2」の開発や、アクセルペダルを完全に排除した踏み間違い率ゼロの自動車「ノーアクセルカー」の開発も大手メーカーと共同で進めているという。