「宿題ツムツム」、AppStoreから削除 これは嘘ニュースです
削除された「宿題ツムツム」
「宿題ツムツム」はインターネット企業・ドランゴが運営するソーシャルアプリ。その日出された宿題プリントをスマホで撮って投稿する(=積む)と、同じコミュニティの誰かが答えを教えてくれることから、小学生から高校生を中心に500万ダウンロードを超える人気を集めている。
分からないところを助け合う「宿題互助会」的な仕組みに加え、他人の宿題を解いて指定のアプリをダウンロードすると「魔宝石」や「パール」など他のゲームアプリで使える特典アイテムが手に入ることから、積んだ宿題の90%以上が30分以内に消化されるという。
同アプリがストアから削除されたのは31日未明。特典アイテムを「えさ」に無関係のアプリをダウンロードさせる「リワード広告」と呼ばれる仕組みだったことが削除理由とみられる。ストアを運営するアップル社は昨今このようなランキングの不正操作に当たるアプリの排除を強化しており、「宿題ツムツム」にもこの方針を厳格に適用したようだ。
アプリ削除に伴って特典アイテムの配布も中止されていることから、現在アプリ内には日本全国から集まった手つかずのサマーワーク数百万冊相当が積まれたままになっており、夏休み最終日のツイッター上では「誰か解いてくれよ」「石目当ての連中ばっかりだったか」「夏休みをリセマラしたい」など、子供たちの断末魔の叫びが飛び交う「宿題詰む詰む」が繰り広げられている。