KDDI、次世代炊飯器「INFOJAR」を発表 これは嘘ニュースです
次世代炊飯器「INFOJAR」(プレスリリースより)
炊飯器事業への参入は、同社の田中孝司社長の指示により、子会社の「au未来研究所(A.U.F.L)」(【用語解説】参照)が3年前から独自に研究開発を進めていた。
業界初のタングステン製内釜を採用した「INFOJAR」は、白物家電の分野で進みつつあるスマートフォン連携とは次元が異なり、炊飯器本体が3G、4GLTEの通信サービスに対応、OSにはAndroid4.4(KitKat)を採用した通信端末として機能する。
本体側面には、炊飯器としては世界最大の7インチフルHDタッチ液晶を搭載。ご飯を炊きながらYoutubeが見られるなど、これまでの炊飯器にはなかった画期的なユーザーエクスペリエンスをうたう。
「スマホを経由した外出先からの炊飯予約」といった基本機能のほか、ツイッターやフェイスブックなど、各種SNSとの連携にも対応。ご飯の炊きあがると「ごはんなう」と自動でツイートしてくれる機能や、赤子が泣いても開けてはならない内釜の様子を内蔵カメラからリアルタイム配信することもできる。
その他の機能としては、利用者のニーズが根強い、フルセグ、おサイフ機能、赤外線通信の「三種の神器」を備えるほか、万が一外出先で炊飯器を紛失した場合でも、GPS機能を利用してふたが開かないようロックがかけられるなど、セキュリティ面にも配慮している。
auが独自に提供する各種サービスにも対応しており、「LISMO Store」で購入した音楽を炊きあがりのお知らせ音に設定できるほか、専用サイト「飯田(IIDA)」から追加レシピをダウンロードすることで、焼酎を醸造するなどもできるという。「飯田」は月315円の有料サービスだが、キャンペーン期間中に「炊き出し割」に加入すれば2年間無料。
本体色は「NISHIKIGOI」、「ICHIMATSU」、「ANNIN」の3色に加え、限定カラーとして「AYAME」を用意。発売は2月下旬ごろの見込みで、本体価格は新規契約分割払い(24か月)で、月額3255円。「炊き出し割」を適用することで実質負担額は1万320円になる。
東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオでは発売に先駆け、2月初めにも「INFOJAR」の実機が見本展示される予定だ。
【用語解説】:「au未来研究所」(A.U.F.L)
未来のスマートフォン開発に向けたイノベーションの創発を目的とするKDDI研究所の付帯組織。田中孝司プロの肝煎りで設置された。オープンラボラトリー形式を採用しており、一般ユーザーも参加できる。