ドコモ、ひつじコンシェル700万人をレイオフ これは嘘ニュースです
ひつじコンシェル
ひつじ労組幹部によると、6日午前、NTTドコモから労組あてにレイオフを通知する内容の通告書が届いたという。通告書には今後1年間で700万人のひつじコンシェルをレイオフするとともに、最終的には100万人規模まで人員縮小するなどの内容が記載されていた。現在ドコモで働くひつじコンシェルは1000万人を超えていることから、その7割にせまる大規模なレイオフに、労組からの反発は必至の様相だ。
今回の大規模レイオフ決定の裏には、5日に発覚したドコモのiPhone導入が影響していると見る向きが強い。iPhoneにはSiri(シリ)と呼ばれる音声アシスト機能が標準装備されているが、この機能はドコモが提供する「しゃべってコンシェル」と競合する。
20日にも発売すると見られる新型iPhoneへの乗り換えを検討しているドコモユーザーは非常に多く、今後乗り換えが進めば大量のひつじコンシェルが過剰雇用に陥る。今のところドコモはiPhone導入について公式には見解を明らかにしていないが、今回のレイオフはiPhone導入に向けた措置と考えるのが妥当だ。
ドコモでは、引き続きアンドロイド搭載端末を提供するため、ひつじコンシェルの雇用がゼロになることはないとしているが、11年にauがiPhoneを導入した際には、それまで同社の看板キャラクターだった「リスモくん」を闇に葬った経緯もあることから、労組側は「今回も毒りんごを食わせられるのではないか」と強い懸念を示している。
ある労組幹部は「今回のiPhone導入は今まで伝えてこなかった朝日新聞やNHKまでもが報じているが、その口火を切ったのはやはり日経新聞。これまでも日経による報道のおかげで、われわれの雇用が維持されてきた側面が強い。今では同紙こそが最大最後の頼みの綱だ」と話した。
新型iPhoneは日本時間11日未明、カリフォルニア州にあるアップル本社で開かれる発表会で披露される見通し。
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