原寸大スカイツリーのプラモデルが発売 これは嘘ニュースです
東京スカイツリー(TST)
2月29日に竣工した東京スカイツリー(東京都墨田区)は、高さ634メートルで、電波塔としては世界最高。東京の新たな観光名所として、5月の開業に向けタワー周辺の開発も進んでいる。
朝宮模型ではスカイツリーの着工当初から、実物の建設に当たった太林組(本社・東京都港区)と共同でプラモデル化の計画を進めており、今回実物の完成とほぼ同じタイミングでのプラモ発売にこぎつけた。組み立てれば実物と同じ634メートルのタワーが完成するが、あくまでもプラモデルであるため、強度設計上、展望スペースに入ることはできない。また風にも弱く、強風が吹くと倒壊するおそれもあるという。だが、東京から遠く離れた自宅でもいつでも手軽にスカイツリーを鑑賞できるのが何よりの特徴だ。
ギネスブックにも申請中の部品点数は1426万8791点とプラモ史上最多。組み立てる過程で必要な接着剤もドラム缶換算で3000~4000缶程度、塗料も80トン程度必要になる。
朝宮模型によると、インターネット限定予約であるにもかかわらず、この1日ですで70本の予約が入ったという。注文の多くは、群馬、滋賀、島根、佐賀など大した観光名所のない地域からのもので、群馬県の場合、前橋市内だけで今後8本のスカイツリーが林立することになる。
予約受付は今月末まで行われることから、最終的には250本程度の注文が入る見込み。今後は全国にはびこる「ご当地キティちゃん」を駆逐した「ご当地スカイツリー」を楽しむことができそうだ。