マッサージいすに縛られたミイラ化遺体 30年間放置か これは嘘ニュースです
和歌山県警は17日、南北山村の民家からミイラ化した男性の遺体が見つかったと発表した。発見された遺体の手足がマッサージいすに固定されていたことから、県警では停電など何らかのトラブルによってマッサージ中に体をはさまれたまま抜け出せず、そのまま亡くなった可能性が高いとみて、今後男性の身元など捜査にあたる方針だ。遺体を発見したのは、民家を訪れたNHK受信料の徴収員。10分間に渡って呼び鈴を鳴らし続けたが、中から返事がなかったため、玄関を蹴破って居間に押し入ったところ、マッサージいすに横たわるミイラ化遺体を発見。南北山署に110番通報した。
司法解剖の結果、遺体は死亡当時30代から50代、または60代から80代の男性で、死後30年ほど経過したものと見られる。死因については、胃の中に内容物がなかったことから餓死と断定した。
発見当時、遺体は首と両腕両足がマッサージいすに固定されて抜け出せない状態になっていた。亡くなった男性はマッサージいすの使用中、停電やブレーカーなど何らかの電気的トラブルによって途中停止したいすから体が固定されたまま抜け出せず、そのまま死亡した可能性が高い。また遺体には外傷はないことから、事件性はないとみている。
第一発見者のNHK徴収員は、「ミイラ化遺体の場合、受信料が半額免除になるお得な制度があるので、ぜひ積極的に活用してほしい」と呼びかけた。