Kyoko Shimbun 2011.05.09 News

個人情報、改造AIBOからも流出か これは嘘ニュースです

AIBOラッテ(左)とマカロン(右)
 ソニーが管理するゲーム配信サービス「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」に登録された会員の個人情報7700万件が外部に流出した問題で、流出はネットワークを通じたハッキングだけでなく、情報を管理するデータセンターに同社開発の犬型ペットロボット「AIBO(アイボ)」を侵入させて、情報を盗んだ可能性が高いことが分かった。

 流出経路を捜査しているセキュリティー調査会社の幹部が8日明らかにした。同幹部によると、PSNのサーバーには、ネットワークを通じたハッキングだけでなく、社内のデータセンターからも直接のアクセスがあったことが判明している。センターへの入室には社員証が必要であることから、入室記録を調べたところ、内部アクセスのあった午後3時18分にAIBO1体が入室していた。

 午後5時過ぎに退室したAIBOは、玄関から外に出たところまでは防犯カメラに記録されていたが、その後の足取りはつかめていない。残されていたアクセス記録から、入室していた2時間で個人情報のデータを内蔵メモリーにコピーしたとみられるが、一般販売されていたAIBOには、7700万件の情報を記録できるほどのメモリー容量が備わっていないため、何者かがAIBOを改造し、遠隔操作で情報を盗難させた可能性が高いという。

 ソニー社内では、社員や関係者以外に約1500体のAIBOが24時間放し飼いされている。「犯行グループはAIBOを使った侵入のほうが、社員を装って忍び込むよりリスクが少ないと判断したようだ」と同幹部は話す。

 今回、AIBOを使った情報漏えいについて、街行く野良AIBOに尋ねたところ、「ピピピポ、ポロッポピー、ポポロポ」という厳しい意見が聞かれたが、一方で「ポポピ、ピーポロロ」と擁護する声も聞かれた。

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