Kyoko Shimbun 2016.03.03 News

笑点そっくり?の超新星、6つ同時に発見 岐阜 これは嘘ニュースです

山下さんが発見した6つの超新星
 水色、桃色、黄色……。演芸番組「笑点」の席順そのままに一列に並んで輝く6つの超新星を、岐阜県のアマチュア天文家が発見した。複数の超新星が同時に見つかった例は極めて珍しく、超新星爆発のメカニズム解明につながる可能性がある。

 超新星を発見したのは、岐阜県のアマチュア天文家、山下与太郎さん(51)。山下さんは2月15日夜、南東方向に並んで輝く6つの光を発見。国際天文学会に報告したところ、3月1日、全て新しい超新星であることが正式に確認された。

 超新星は恒星が爆発するときに明るく輝く現象だが、今回見つかった6つの超新星はほぼ1列に並んでいるだけでなく、それぞれ水色、桃色、黄色、灰色、紫色、橙色と、全て色が異なっているのが大きな特徴だ。

 山下さんは「見つけて最初に思ったのは「笑点」と同じ配置じゃないかということでした」と話す。同番組の大喜利コーナーで解答者が羽織る衣装と偶然にも同じ色、同じ並びだったことにちなみ「Shoten」と命名、申請する予定だ。

 今回の発見について、岐阜県立日本アルプス天文台の桂権助所長は「恒星を構成する物質や爆発のエネルギーの違いが色の差として現れた可能性が高い。色、規模ともにこれほど目立つ超新星が今まで見つからなかったのが不思議なくらいだ」と高く評価する。超新星爆発の仕組みの解明につながる可能性もあるという。

 先がけて発見できた理由について、山下さんは「他の天文家の方の撮影機材は焦点が合ってなかったのではないか。笑点なだけにボケていたのだと思う」と供述したことから、まもなく駆けつけた警官が現行犯で取り押さえ、所持していた座布団10枚を押収した。

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