Kyoko Shimbun 2013.05.14 News

「性行為、17歳までに経験を」 女性手帳の内容明らかに これは嘘ニュースです

女性手帳(仮称)見本
 少子化対策を検討する内閣府の有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」が導入を提案している「女性手帳」(仮称)について、「女性は17歳までに性行為を経験しておくのが望ましい」と記載される予定であることが分かった。内容がまとまりしだい、早ければ来年度中の配布を目指す。

 タスクフォースでは、少子化の原因の一つとして女性の晩婚・晩産化があると指摘。30代後半になると妊娠中毒症など、出産リスクが高くなるとされることから、20代~30代前半までに結婚と出産を心がけるよう手帳に記載するとともに、「いつ産むの? 今でしょ!」をスローガンに啓発活動に取り組む。

 さらに手帳では、性行為について「統計的に見て17歳までに経験しておくのが望ましい」と記載。諸々の事情があったとしても、「遅くとも25歳までには済ませるべき」と呼びかけている。

 女性手帳については、今月導入案が明らかになって以降、「女性の人生を国が『こうあるべき』と規定するのはおかしい」「政府による育児支援など、経済的な観点への配慮がない」「これだから3次元は」などの批判が相次いでいる。

 これらの批判に対し、タスクフォースでは「『性行為』という表現は直接的かもしれないが、晩婚・晩産を回避する観点から言えば、早めに経験しておくべきなのは一種の真理。事実を述べただけであって、ライフスタイルへの介入ではない」と反論する一方、寄せられた意見を参考に今後「17歳」を「18歳」に引き上げる程度の修正は検討するとしている。

 手帳の策定に当たったある有識者は「評判がよければ、次は『男性手帳』にも取り組みたい。「草食系を言い訳にするな」「2次元に理想を見出すな」など言いたいことはたくさんある」と、早くも続編に向け意気込みを見せている。

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