安倍新総裁、「3500円カレー」報道に激震 政界再編も これは嘘ニュースです
劇団カツカレー
「何かの間違いじゃないか」。夕方になって伝えられた突然の一報に、自民党のある有力議員は「安倍さんが3500円のカツカレーを食べたなんて…」と驚きの色を隠せなかった。
この日の午後、石破茂前政調会長(55)を40年ぶりの決選投票で逆転し、新総裁に選出されたばかりの安倍新総裁を襲った3500円カレー疑惑に、自民党だけでなく、民主党からも動揺の声が上がった。かつて麻生太郎元首相(72)が就任した際、「金銭感覚が庶民的でない」などとして、マスコミから執拗な追及を受けた結果、民主党に政権交代を許した経緯があるだけに、突如降って湧いたカツカレー報道に与野党とも慎重な姿勢を見せている。
今後、このカツカレー疑惑の追及が安倍氏だけでなく政界全体に広がった場合、政治日程が混乱するのは必至の情勢で、与野党を巻き込んだ政界再編にまで波及する可能性も否定できない。
報道を受け、民主党執行部は急きょ党所属の全議員に「カツカレー禁止令」を通達。カレーを注文する際は当面カツカレーを控え、エビフライカレーやコロッケカレーなどに置き換えるよう呼びかけた。今後カツカレーを食べた議員については離党勧告も辞さない厳しい姿勢で臨む。
同様の追及を恐れてか、現段階でほとんどの議員は今回のカツカレー報道について黙して語らず、沈黙を貫いている。一方、空気を読まないことでおなじみの鳩山由紀夫元首相(65)は、「3500円のカツカレーを食べて庶民派をアピールするという国民に迎合する、安倍さんの政治姿勢は大変いかがなものかとの思いをいただいたと言えなくもない」とコメント。「一般市民のカレー相場から見ても、私自身の市民感覚からしても、カレーの値段としてゼロが2つほど足りないのではないか」など意味不明の供述をしている。
民主党執行部は鳩山氏に発言の自制を求めようとしたが、「どうせ最後だから好きなことを言わせてやろう」として、処分なしの寛大な姿勢を見せることで収まった。