年460億円のムダ! 太陽光掲示板を撤去 これは嘘ニュースです
重点政策の成立を急ぐ与党民主党のプロジェクトチーム(PT)は、全国約2万4千か所に設置されている太陽光発電パネルおよび電光掲示板を一斉撤去することで一致した。これらを撤去することで年間460億円かかっている維持費を節約できるという。民主党PTによると、エコ政策の観点から与党が設置を進めてきた太陽光発電掲示板は実際に稼動してはいるものの、スクリーン上には「この掲示板は太陽光発電で動いています」というメッセージが表示されるだけで、何の意味もなしていないことが判明。逆に修理や清掃など年間の維持費が全国で460億円に上っていることがわかった。
この年間460億円は、民主党が批判してきた「アニメの殿堂」建設予算の4倍に相当する。政府ではこの460億円を財源に他の優先課題を推進する見込みだが、これに対し自民党はこの財源で「アニメの殿堂」を全国4か所に建設・運営することを強く主張しており、今後の臨時国会では一つの争点になると見られる。
また、民主党PTでは撤去した電光掲示板の代わりに全国に黒板を設置し、チョークで「この掲示板は太陽光発電ではありません」と案内する代替案を提示した。この場合、予算は全国2万4千か所全て合わせても年間38万円程度で済むと試算を出している。