鳩山首相が年頭所感 「お年玉、今年はもらいません」 これは嘘ニュースです
鳩山首相は1日付で年頭所感を発表した。この中で首相は、昨年の政権交代から100日が過ぎたことを踏まえ、「政権のハネムーン期間は終わりました」と、自ら批判を受け止める決意を示すとともに、昨年の不正献金疑惑について「反省の意を表すため、今年はお年玉を返納します」と宣言した。首相は所感の冒頭で「寒さ厳しい中、みなさん、風邪など召されていませんでしょうか?」と国民に呼びかけた。このような形での所感は過去に例がなく、政権交代による変化を強調したかたちだ。
受験生に向けては「体調に気をつけて、ベストを出せるように努力してください」と声をかけたほか、お年寄りには「お正月にはお孫さんの顔を見られますか? もう電話で声を聞かれましたか?」と独居老人の孤独に追い討ちをかけている。
また、政権の抱える内政、外交など諸問題について、昨年の不手際への反省の弁を話すとともに、今後解決に向けて全力を挙げて取り組む決意を示した。
さらに自らの不正献金問題について「昨年は、私自身の政治資金の問題で、国民のみなさまに、大変なご心配をおかけしました。あらためて、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「反省の意を表すため、今年はお年玉を返納します」と今年のお年玉を受け取らない方針を明らかにした。
関係者によると、首相は母親から毎年6800万円のお年玉を受け取っているほか、これに親戚や政界関係者、支持者らからのお年玉を加えると計3億1千万円にのぼると言う。お年玉の使い道のほとんどは「友愛費」に使われているが、この「友愛」が何を指すのかは未だ明らかにされていない。