Kyoko Shimbun 2006.03.27 News

首相「次の総理はくじ引きで」 党総裁選 これは嘘ニュースです

記者会見に応じる小泉首相
 小泉首相は27日夜、首相官邸で記者団の質問に答え、今年9月の自民党総裁選について「私は今まで運に支えられてやってきた。次の人(=総理大臣)もよっぽどの強運の持ち主でないといけない」と語り、従来の党員投票に代わって、候補者のくじ引きによる選出方法を提案した。首相が後継問題について具体的に言及したのはこれが初めて。

 ポスト小泉の有力候補が舌戦を繰り広げる中、小泉首相は次の総理大臣になる資質として、「私自身、これまで何度も政治的危機に面してきたが、その度に運の力に支えられてきたと思っている。運だけで5年間務めてきたといってもいいくらいだ。当然次の人も強運の持ち主でないと、長期政権は望めないでしょう。」と持論を述べた。

 また、今年9月に行なわれる自民党総裁選についても「選挙だけが人選の方法ではない。人事を尽くして天命を待つ。運を天に任せてくじ引きで決めたほうがいさぎよいのではないか。」と、従来の党員による選挙を改め、くじ引きによる選出方法を提案した。

 この首相の発言に対して、党関係筋は「政局が不安定になる」と、不安感をあらわにしたが、「総理はすでにくじ引きのくじ作りに専念している」(官邸筋)との情報もある。ポスト小泉として最有力と目されている安倍官房長官は夕方の記者会見で、「個人的にはジャンケンのほうが得意だが、総理には総理のお考えがあるのだろう」と語った。また、福田元官房長官は「あみだくじなら勝てるんじゃないですか」と自信を見せた。

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