紅白歌合戦、サプライズは初音ミクが濃厚 これは嘘ニュースです
スクリーンに投影された初音ミクの3Dモデル
NHKの関係筋が6日明らかにした。出演歌手は先月24日に一通り発表されているが、放送当日に「追加発表」というかたちでサプライズ出演が発表されるのがここ数年通例になっている。昨年は矢沢永吉さん(60)がサプライズ出演して話題になったのも記憶に新しい。
今年は、8月に食道がんの手術を受けたサザンオールスターズの桑田佳祐さん(54)のサプライズ出演が濃厚とされているが、昨年の矢沢さんに続く白組サプライズでは不公平だとの声もあることから、初音ミクが紅組として単独出演、または桑田さんとの同時出演で調整が進んでいるようだ。
ステージ出演に関しても、数年前に検討されたときは着ぐるみだったが、その後舞台に張ったスクリーンを介して3DCGを投影するライブが何度も行われており、出演に向けての技術的ノウハウは確立している。
前述の関係筋によると、楽曲は「アナロ熊のうた」が濃厚。だが、脅迫的に地上デジタルを推進するNHKは「アナログ推進の楽曲を流せば、受信料を搾取できなくなる」と難色を示しているという。これに対し初音ミクサイドは、「アナロ熊」が受け入れられなければ、「ネット史上最悪の低俗猥歌」として知られる「ちんこ音頭」を生放送で歌わせると主張しているため、最終的には「アナロ熊」でまとまる見込みだ。
音楽制作ソフト「初音ミク」は2007年発売。一時の流行で終わると思われていたボーカロイドブームだが、カラオケメーカーが発表した今年の人気曲ランキングでは初音ミクの楽曲がトップ10に多数ランクイン。今月2日には札幌市の広報キャラとして市と協定を結ぶなど、ここに来て改めて盛り上がりを見せている。