Kyoko Shimbun 2009.12.11 News

童話「ごんぎつね」、ハリウッドで映画化 これは嘘ニュースです

公開された兵十とその恋人アマンダ
 米ANB通信は10日、新美南吉原作の童話「ごんぎつね」がハリウッドで映画化されると伝えた。「インディペンデンス・デイ」や「2012」などの製作にもかかわった一流スタッフが参加。総製作費は「スターウォーズ・エピソード1」の10倍にあたる12億ドル(約1080億円)を予定している。

 「ごんぎつね」は童話作家の新美南吉が1932年に発表した児童文学。病気の母を抱えた猟師・兵十といたずら好きの小狐・ごんの交流を描いた物語で、その悲しい結末は多くの日本人に強い印象を残した。小学生向け国語教科書に収録されており、今では国民文学と呼べるほど幅広い世代に浸透している。

 大手映画会社パノラマ・ピクチャーズは昨年「ごんぎつね」の映画化権を800万ドル(約7億2千万円)で獲得。タイトルを「Gon,the Fox」に改め、来年9月の世界同時公開を目指していることを明らかにした。

 10日の製作記者会見では、パノラマ社のグーゼンバーグ会長が出席。「実写とCGを違和感なく合成した最新の映像技術で『ごんぎつね』の世界を再現する」と意欲を見せた。

 また同氏はストーリーについて「世界規模で公開するうえで、悲劇的で湿っぽい原作の結末は最大の難点だ」と説明。「原作に忠実に作るべきだという意見もあるが、どんな作品であろうと必ずハッピーエンドにするのがハリウッドの流儀。映画版では兵十の母もごんも死なせないし、兵十の仕事も野蛮な猟師ではなく、しがない自転車修理工に変える」として大幅な路線転換も辞さない考えを明かした。

 この日公開された映像には、アメリカ人俳優演じる修理工の兵十と、その恋人アマンダが登場。若いカップルを主なターゲットに、ラブロマンスの要素もふんだんに取り入れた作品になることをうかがわせた。

 

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